シチズン設備時計の特長は衛星電波時計を代表とする先進的な電波時計機能です。
正確な時刻同期が目的である設備時計の利用シーンでは、親時計がNTPサーバーを兼ねるなど、基準となる時刻を正確に保つ時刻補正は欠かせません。
また、GPS衛星電波/標準電波/地デジ/FMラジオの電波を受信して自動で時刻補正されるため、管理も効率化します。
GPS衛星電波をおすすめしておりますが、製品ごと特性に合わせさまざまな電波に対応しておりますのでご用途に合わせてご検討いただけます。
GPSは常時30機以上の衛星が移動しながら電波を送受信し、世界のすべての地域をカバーしています。
地勢的に標準電波の受信が困難な地域や、標準電波送信所の方向が高く遮られてしまっている場所など、これまで長波帯標準電波の受信が困難で設置を見送っていた地域・建物でも、GPS衛星電波アンテナを屋外に設置することで全国どこでも受信が可能です。
準天頂衛星システム[QZSS]「みちびき」は日本の天頂近くに衛星が位置する国産の測位システムです。
ほぼ真上から受信できるため、山間部や都市の高層ビル街の受信状況がより改善されます。
国立研究開発法人情報通信研究機構が送信する正確な時刻やカレンダー情報をのせた標準電波[JJY]をキャッチして、いつでも日本標準時を表示します。
福島局(40kHz)と九州局(60kHz)の2局から発信されている電波の受信範囲はそれぞれ半径約1,000kmと言われ、日本全国で受信が可能です。 その東西2局から発信されている電波を自動的に選択して受信します。
各地点で放送されているFMラジオの時報をFMアンテナで受信して自動的に時刻補正を行います。1日2回、NHK-FM放送の時報を自動受信し、時刻補正を行います。
テレビの地上デジタル放送をUHFアンテナで受信して、水晶式親時計の時刻修正を自動的に行います。1日2回、地上デジタル放送の時刻を自動受信し、時刻補正を行います。