Episode01 お客様と継続的に向き合い続ける仕事がしたい
前職は金融関係の営業職をしていました。当時の業務は、新規開拓がほぼ100%。お客様と継続的に向き合い、1年2年と時間をかけて深い関係性を育むことは難しい環境でした。そこで自分が目指す営業スタイルを実現できる環境を探す中で、シチズンTICに出会ったのです。
当社が手掛ける設備時計は、駅や街中などでよく見かけるものばかり。さらに野球や屋内競技用のスコアボードなど、スポーツ関係の製品もさまざま手掛けています。営業として、こうした身近な商材を扱える環境は非常に魅力的でした。また、シチズングループの一員として働きやすい環境づくりに注力している点もポイントでしたね。
それに面接の和やかな雰囲気も入社の決め手になりました。話しやすい空気の中で実際の仕事内容や働き方について具体的に説明していただき、まさに自分が求めていた環境だと実感。「ここで腰を据えて成長していきたい」と、新しい一歩を踏み出したのです。実際、入社後にギャップを感じるシーンもありませんでしたし、当時の判断は間違っていなかったなと感じています。

Episode02 「受注して終わり」じゃない。それが営業の面白さだと思う
現在は東京支店に所属し、設備時計とスポーツ関連製品の両方を取り扱っています。当社の営業は既存顧客へのルート営業や、お問い合わせに対する反響営業が中心。お客様は官公庁、学校、病院、役所などのユーザーから、ゼネコンなど建物の施主、設計会社まで多種多様です。
また、「製品を受注して終わり」ではなく、当社のワンストップサービスをリードする存在として製品の企画・提案から生産や設置まで伴走し続けることも特徴のひとつ。 1点ものの特注品を企画・提案するケースも多く、「時計のデザインに自社キャラクターを取り入れたい」「写真をもとに100年以上前の時計を復元できないか」といった要望を丁寧にヒアリングし、社内の開発部や設計部と連携して仕様やデザインを検討していきます。
担当した案件の中でも特に印象深いのが、国の登録有形文化財である「松山地方気象台庁舎」の設備時計です。かつて建物のシンボルだった大時計を55年ぶりに復元する一大プロジェクトであり、官公庁にとっても肝いりの事業でした。当然、設計図やデザイン案ひとつにも高い精度が求められ、私も現場調査に積極的に同行したり、設計部と何度も打ち合わせを重ねたりと、1年以上にわたって試行錯誤を重ねていきました。非常に責任の大きい仕事だったので、無事に設置が完了した時には心底ホッとしましたし、お客様や地域の方が喜ぶ姿を見た時は充実感もひとしおでした。

Episode03 他部署との連携や協調が、活躍と成長に直結する
シチズンTICには、部署の垣根を越えて連携し、助け合う独自のカルチャーが根付いています。例えば私の場合、入社当初は電気に関する専門知識はほぼゼロで、一般的な家庭用コンセントが何ボルトかも知りませんでした。しかし直属の上司はもちろん、設計部や開発部の方にも積極的に質問し、スキルアップをサポートしていただいたおかげで製品知識や技術知識を一歩ずつ深めることができたのです。
専門知識を磨けば、お客様との商談や打ち合わせは格段にスムーズになり、密度も大きく変わってくるもの。今後は製品知識だけでなく建築知識なども吸収し、広い視野と多くの引き出しを持った営業に成長していきたいと思っています。そして一台でも多く地域のシンボルになるような時計を納入し、「あの時計もシチズンTICなんだ」と驚かれるような実績を作っていきたいですね。
これから入社してくる方も、専門知識は入社後の研修でしっかり学ぶことができますし、上司や先輩は優しい方ばかりですので、ぜひ安心して飛び込んできてください。それに当社にはさまざまな職種や仕事に挑戦できる環境があり、助け合える仲間もいます。共に挑戦し、仕事を楽しめる仲間と一緒に働ける日を心待ちにしています。
